アニメで魅せる!アニメを使った採用PR動画を5つ紹介します

アニメで魅せる!アニメを使った採用PR動画を5つ紹介します

ティラミス姫こんにちは!ティラミス姫です。

企業の採用PR動画というと、会社の代表や人事担当者が前に出て社風や業務内容を語るものだと思っていませんか?

会社の人が前に出ることにもメリットはありますが、アニメーションを使ったPR動画も今ではメジャーとなっており、宣伝に大きな効果を発揮しています。

今回はアニメショーンを使った企業の採用PR動画を5つ紹介し、最後にアニメであることのメリットについてまとめてみようと思います。

ソニーミュージックグループ 新卒採用ムービー

ソニーミュージックグループの新卒採用動画です。

 

記事公開日の2021年8月25日の時点で約5万回再生されており、高評価も127とかなり人気度の動画となっています。

江戸時代をモチーフとしたカラフルな映像が目まぐるしく変わっていく展開となっており、リズミカルな音楽と相まって最後まで飽きない動画となっています。

構成はソニーミュージックの創業時からの様々な活動を紹介した後、企業としてミッションや求める人物像について語られており、短い動画の中で企業の歴史と今後のビジョンがよくわかります。

映像、音楽、構成が完璧にマッチしており、単体の動画としても楽しめるような非常にクオリティの高い動画だと思います。

株式会社ポケラボ 新卒採用ムービー

株式会社ポケラボの新卒採用動画です。

 

ポケラボはスマートフォンゲームの企画・開発・運営を行う会社であるため、動画も格闘ゲームをモチーフとしたアニメーションとなっています。

ヒットポイントゲージや戦いで得られるポイント、勝った時の勝利者コメントなど、ゲーム開発会社であるゆえに細かく造り込まれていることがよく分かります。

ポケラボに興味のある応募者はゲーム好きが多いはずですので、このような動画の造りになっていると興味を惹かれるに違いありません。

両備システムズグループ 新卒採用PR動画

株式会社両備システムズの新卒採用動画です。

 

 

両備システムズは岡山県にあるIT企業であることから、「きびだんご採用」というキャチコピーで、冒頭は桃太郎のストーリーをIT専門用語を使って語るという展開です。しかし途中から一転、なぜか河童が出てきたりブタが出てきたり、かなりシュールなストーリーとなっています。

ネットユーザーの中にはシュールなネタが好きな人も多いので、高評価率は81%と良い評価を得ています(高評価31・低評価6、2021年8月25日時点)。

ただし、このようなギャグ路線に走ることは注目を集めるうえではよいですが、採用動画づくりの参考になるかというと、おすすめできないところもあります。

なぜなら採用PR動画である以上、目的は笑いを取ることではなく、視聴者から応募につながるような構成するべきだからです。

今回の動画は面白い動画ではありますが、採用PR動画としては少しギャグに振りすぎかと思います。

株式会社信光物流 採用PR動画

株式会社信光物流の採用PR動画です。

 

 

ゆるい雰囲気のアニメーションで絵柄は派手ではないですが、話のテンポが良く、漫才のように面白いので飽きずに見ることができます。

「トラックの運転手はいかついあんちゃんだらけ確定でしょ?」や「運転は苦手だからトラックは無理」といった応募者の疑問や不安に対してうまく冗談を交えつつ、そうではないこと、ステップアップのやり方があることをアピールしています。

会話の中で福利厚生や会社の雰囲気についても述べられるので、不思議にアピールされている感がなく会社の良さが分かる仕上がりになっていました。

動画の最後にも電話番号やHPの案内などのコールトゥアクション(行動の呼びかけ)も盛り込まれており、採用PR動画のクオリティとしてはとても良いものだと思います。

クックパッド株式会社 採用ムービー(企業紹介動画)

クックパッド株式会社の採用ムービーです。

 

 

かわいいアニメーションで視覚的にもメッセージが伝わるアニメーションとなっています。

アニメーションに面白みがあるため、人が会社のミッションやゴールを語るよりもこの形態のほうが直感的に理解しやすいです。

話の展開はこれまでのクックパッドの活動から始まり、その間に会社としてのミッションである「毎日の料理を楽しみにする」ことや、ゴールである「料理を通じてあらゆる食に関する課題を解決すること」を動画の中で伝えています。

また会社が求めている職種や欲しい人材についてもアニメーションを通じて説明しているため、応募者も「クックパッドに入った後で何をしたいか」を考える動機付けになります。

このように動画を通じて会社の理念を伝えることで、それに共感できる人を集めることができるため、採用動画は応募者の質を高める効果もあります。

まとめ アニメーション動画のメリットとは?

以上、5つの動画を見てきましたが、それらに共通する実写動画にはないアニメーション動画のメリットを3つ挙げたいと思います。

視覚的にわかりやすい

アニメーションはリアルの映像よりも自由に絵を作ることができるので、視覚的にわかりやすい動画にすることができます。

クックパッドの採用動画は、情報を図やイラストを使って伝える「インフォグラフィックス」も取り入れられており、会社のサービスや利用者について動画を見ているだけで直感的に理解できる内容となっています。

採用動画の目的の一つは「会社のことを知ってもらうこと」でもあるので、その点アニメーションにすればこれまでの会社の歴史や業務内容を分かりやすく伝えることが可能です。

見ているだけで楽しい

動画の最初の目標は最後まで見てもらうことですが、最後まで見てもらうためには内容が面白くなければなりません。

その点、人が出演する動画に比べるとアニメーションは派手な演出がしやすいので興味深い動画に仕上げることができます。

今回取り上げた動画はすべて面白い内容となっていますが、特にソニーミュージック、ポケラボ、両備システムズの動画は最後まで見たくなるような映像として参考になります

嫌味やアピール感がない

アニメーション動画の大きなメリットのひとつは、社長や社員が会社について語るよりも、アニメのキャラクターが語るほうが、アピール感が出にくいことです。

会社は自社の宣伝をしたいと思いますが、視聴者は一方的にアピールされるほど心理的に敬遠したくなるもの。

ですので、あえて反論したりツッコミを入れる立場のキャラクターを登場させることで、客観性を保つことができます。

この点で参考になるのは信光物流の採用動画で、あえて業界のネガティブイメージや、応募者の不安から話を始めることで、会社の福利厚生やメリットが嫌味なく伝えられています。

 

以上、「視覚的にわかりやすい」「見ているだけで楽しい」「嫌味やアピール感がない」がアニメーションの主なメリットです。

アニメは基本的に誰にとっても好まれるものなので、採用PR動画にアニメーションを活用してみるのはいかがでしょうか?

ライター

ティラミス姫

ティラミス姫

動画編集者の視点で、参考になる動画をご紹介したり、分析したりしてま~す♪

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